ミッドタウンウエストの喧騒から少し離れた通りにある「清水レストラン」。オーナーでシェフの清水久夫さんが、「手ごろにおいしいちらしを楽しんでいただきたい」と季節限定ミニばらちらしを発案した。
仕入れ次第でちらしを彩る食材は変わるというが、ボストン沖合のマグロ、スコットランド産のサーモン、ヒラメなどの白身、光り物、玉子焼きとキュウリが加わり、これらがサイコロ状に刻まれる。ふわりとおわんに盛られたちらしにイクラと刻みのりが乗る。そのかわいらしい姿に思わず微笑むと「イメージは宝石箱なんです」と清水シェフ。スコッティッシュサーモンの照りもよく、キラキラ感溢れる一膳だ。
具材はしょうゆでほんのり「ヅケ」の味付け。刻まれたガリもまぶされていて、食欲をそそる。何より清水シェフがこだわるのはシャリ。酢の割合、温度、魚との相性、すべてのバランスがうまくいってはじめて、口に入れたときにおいしいと思うもの。「当たり前のことなんですが」と話す姿に、この道20年の貫禄を見たり。さっぱりしたちらしずしは、晩夏の昼どきに涼を誘ってくれる。
白を基調にしたおしゃれな店内
温かいうどんとのセット。味噌汁かサラダも選べる。月〜土曜日ランチ限定。ランチタイムは正午〜午後2時30分。9ドル95セント。