ローワーイーストサイドに、今月オープンしたばかりのデザートカフェ、リュクシー。ユニークな店名は、フランス語のLuxe(華やかな、ぜいたくな)と、英語のSweetsをあわせた造語だ。ていねいに作られた上質のデザートで、心のぜいたくを感じて、リフレッシュしてほしいという気持ちを込めて命名された。
シンプルな内装の店内には、イートイン・スペースが18席。メニューには現在、デザートが5品、食事系が2品。シェフの白川仁恵さんは、パティシエとして多くの経験を積んだ後、「食」の専門スクール「レコールバンタン」で講師を務め、アレルギー対策、美容に良いスイーツなどの研究開発にも携わった。飴細工では入賞経験もあるという、優秀なパティシエだ。体に良いデザートを、ナチュラルな素材で提供するのがモットーで、小さなスイカ柄キュウリのマウスメロン、甘いワインベリー、花や鞘のついたスプラウトといった、旬で珍しい野菜や果物を、グリーンマーケットに出向いて、仕入れてくるという。
夏メニューの中でも、野菜をおいしく食べるのにおすすめなのは、ずばり「野菜のテリーヌ」。ブロッコリー、インゲン、オクラなど7種類の野菜を、一つひとつにていねいに下味をつけて寒天で固め、ちりめんキャベツで巻いたものだ。卵、肉類、乳製品類を一切使用していない、ビーガン対応でもある一品。オレンジ・ゼスト入りのビネグレットをかけて食べる。
他にも、例えばシードルのジュレと、クルミのアイスクリームを添えたノルマンディーのカマンベールチーズを使ったチーズケーキに、セロリとキウイのコンポートが付いていたり、バジルとリンゴのソルベがあったりと、野菜類がさりげなく、そしてバランス良く仕込まれたメニューがたくさん。
秋には、また秋らしい野菜や果物を使った、新メニューが登場予定なので、こちらも期待したい。 |