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2008/10/10発行 ジャピオン掲載記事
   
ニューヨークの犬・猫を救え!

米動物愛護協会によると、国内の動物シェルターの数は60〜75万。収容される犬・猫の数は年間600〜800万匹にもなるという。ニューヨーク市内でもたくさんの犬・猫が収容され、場合によっては処分される。今回は、そんな犬・猫たちを救うため、我々に何ができるのかを探る。

 
 

ジェーン・ホフマンさん
Mayor’s Alliance for NYC’s Animals代表。同団体では、10月18〜19日にマジソンスクエアガーデンにて、猫の大規模なアダプションイベント「Adopt-A-Cat」を開催予定。引き取り手を待つ数百匹の猫が、多数のシェルターから持ち寄られる。
[問い合わせ]1-877-232-7469(CFAまで)
www.AnimalAllianceNYC.org

 
ニューヨーク市内のシェルターの現状
飼い主に手放されたり、保護されたりした犬・猫はどうなるのか。「メイヤーズ・アライアンス・フォー・NYC・アニマルズ」の代表、ジェーン・ホフマンさんに話を聞いた。

――「Mayor's Alliance for NYC's Animals」とは、どんな組織なのでしょうか?
ニューヨーク市にある、官民合わせて140以上の動物保護団体やシェルターを取りまとめています。捨て犬や捨て猫を救済するため、2002年に設立されました。その中心的な団体であるアニマル・ケア&コントロール(AC&C)に加え、米動物虐待防止協会(通称ASPCA)や動物愛護協会(Humane Society)など多くの団体が連携して、動物の救援やアダプション推進、病気やけがの治療などに当たっています。

――市内のシェルターを取り巻く環境は?
どこのシェルターも犬・猫でいっぱいで、一定期間で引き取り手が見つからないと、処分せざるを得ないシェルターもあります。そういった犬・猫を救うため、アダプション推進に力を入れたり、設備を拡大するなどの活動を続けた結果、AC&Cでは02年には74%だった安楽死の割合が、07年には43%にまで下がりました(左グラフ参照)。手の施しようのない状態といったやむを得ない場合を除き、15年までに安楽死の数をゼロにすることを目指しています。しかし、運ばれてくる犬・猫は後を絶ちません。

――そんな犬や猫のために、私たちは何ができるでしょうか?
可能であれば、彼らを家族の一員として引き取ることを考えてみてください。例えば、www.petfinder.comには、アダプションを待つ犬・猫たちの写真とプロフィールが掲載されています。諸事情からアダプトできない場合は、犬や猫を一時的に預かって世話をし、新しい飼い主が見つかったら返す、「フォスター」という方法もあります。また、寄付やボランティアも大きな助けとなります。さまざまな団体のウエブサイトにその詳細が記載されているので、チェックしてみてください。

――犬や猫を飼うにあたって、注意すべきことは?
正しい知識を持つことが大切です。ピットブルがそのいい例です。人間が闘犬として育てた挙げ句、危険というイメージを作りあげ、今、多くのシェルターは捨てられたピットブルでいっぱいです。しかし、ピットブルは実は穏やかで賢く、人間が正しい知識と愛情、責任を持って育てれば、決して人に噛みついたりしません。人間の無知から多くの犬や猫が犠牲になっていることも、忘れないでください。

 
 

過去5年間、市のシェルターAnimal Care & Controlに収容される犬・猫の数に大きな変化はないが、安楽死処分の数は徐々に減っていることがわかる。

 
 
 
※記載されている情報は変更されている場合があります。
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