コンテストの最初は、アピールタイムだ。「ハローキティのおにぎりで、左右のベビーコーンはクライスラーとエンパイアステート・ビル。卵焼きでイエローキャブを作りました」と美由紀さん、かわいらしさとニューヨーク・テイストを見事に両立させた作品を披露した。続く麻美さんは、ミッキー&ミニーのお弁当。「シャケおにぎりに、海苔で顔を作りました。心がけたのは彩りの良さです」。細かい海苔切りには前日夜から取り組み、計8時間をかけた力作だ。重箱2段で迫力のお弁当を作ったのは、亜希子&けいこチーム。「テーマは『スポンジボブ、竜宮城の冒険』です。ほぼすべてオーガニックの材料を使って、ヘルシーに仕上げました」と力強くアピール。スポンジボブは卵焼き、乙姫様の顔は、ビーツのゆで汁に一晩漬け込んで紫色に染めたウズラの卵と、渾身のアイデアが光る。一方ジャピオン編集部は、オバマ大統領に挑戦。ご飯にしょうゆで色をつけ、何とか顔を作ってみたが、途中で子どもウケが心配になり、なぜかアンパンマンつくねと焼肉を追加。全体的に黒&茶色の〝男の弁当〟になってしまった。
ところがこの似ていないオバマの支持率が意外に高く、何と3票を獲得して編集部が優勝。亜希子&けいこチームが2票で準優勝と、主催者の〝大いなる手前味噌〟に終わってしまった…。最初のビジュアル審査では、スポンジボブ弁当に4票が集中。しかしテイスト審査では、「オバマのまゆ毛取〜った!」などと顔のパーツを分解しだす拓真君はじめ、スーツの海苔をちょっとめくって「(服を脱がせたので)オバマ怒ってるよ!」、ベロンとはがして「体は何でできてるの?」「オバマのお腹おいしい!」などと、審査員は大はしゃぎ。スポンジボブやミッキー、キティなど精巧に作られたキャラの顔には、みんな「きれいだから…」と遠慮して、最初手をつけかねていた。一方オバマは似ていないだけに、気兼ねなく破壊?しながら食べられたようだ。子どもがやっぱり好きな肉も多く、濃い味つけも勝因となった模様。とはいえ毎日食べるお弁当なら、健康に配慮した薄味は必須。編集部は戦いには勝ったが、子どもへの愛情ではほか3組に負けたのである…。
準優勝に輝いた亜希子さんは、「キャラクターと味を両立させるのは難しかったけど、楽しかった。現役ママの詰め方はやっぱり上手ですね」とライバルたちの健闘を讃えた。けいこさんも、「これを毎日作るのは大変ですよね…」としみじみ。「キャラ弁=幼児のお弁当と考えていましたが、それだけではないですね。勉強になりました」と新境地を見た美由紀さん。麻美さんは、「大統領は思いつかなかったです。今日出てきたキャラクターは、みんな作ってみたいと思います」と更なる意欲を燃やした。
ジャピオン編集部
オバマ弁当
亜希子&けいこチーム
スポンジボブ弁当
優勝賞品は、準優勝の二人に繰り上げ授与! ミッフィーのお弁当箱や、ハローキティのおにぎり型などが贈られた。
まずはビジュアル審査。「この二つ食べたい!」とオバマ&スポンジボブ弁当を推す美華ちゃんと拓真君。だが一番人気はスポンジボブ!
「スポンジボブ、フツーの卵焼きだった!」「キティちゃんの顔にシャケが入ってた!」と、にぎやかにテイスト審査。
最後に、出場者と審査員でハイ、チーズ!
