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小学生になった子どもを持つ父兄から「子どもが勉強嫌いで困っています」という相談を受けます。私は「勉強嫌いを直すのでなく、勉強が苦にならない子に育てる努力してください」とアドバイスします。
学習習慣は家庭で育つ
「勉強が苦にならない」というのは、勉強が好きではないけれど、嫌でもないという状態です。歯磨きを例にご説明しましょう。多くの子どもは歯磨きが好きではありません。でも嫌でもないのです。なぜそうなったかというと、毎日お母さんが子どもと一緒に歯磨きをしてきたからです。
毎日ゴシゴシ歯磨きをしていると、やがて習慣になり、歯磨きがさほど苦にならなくなります。さらに毎日続けていると、歯磨きをしないで寝るのは気持ち悪いという状態になります。
勉強も歯磨きと一緒だと思ってください。毎日コツコツと続けていると、やがて勉強することが苦にならなくなります。さらに毎日勉強していると、勉強しないと気持ち悪い状態になり、自分から進んで学校の宿題をさっさと終わらせるようになるのです。
両親が勉強に付き合ってあげる
小学生になった子どもに「本を読みなさい」「宿題しなさい」とうるさく言っても思うようにいかないのは周知のことです。まずは両親が覚悟を決めて、子どもの勉強に付き合うことから始めてください。
毎日子どもと一緒に勉強していると、何でつまずいているのか、子どもの弱点が分かります。同時に、どの分野が得意なのか、子どもの強みも分かります。苦手分野については学習内容を少し戻して丁寧に教え直してください。得意分野についてはどんどん先に進ませましょう。子どもが両親との勉強に慣れてきたら、授業内容を少し先取りさせましょう。家庭で予習してから授業を受けると授業理解が深まりますから、「自分は勉強ができる!」と自信を取り戻すことができます。すると、粘り強く勉強に向き合えるようになるのです。
5年〜10年つき合う覚悟で
子どもが自分の意思で勉強に向き合えるようになるには、5年〜10年という期間が必要です。最低でも小学校時代を通して両親が勉強をサポートしてあげなければなりません。両親が忙しくて勉強を見てあげる時間がないという場合でも、毎日10分で構いませんので、子どもと一緒に勉強する時間を作ってください。小学校時代の毎日10分の積み重ねが、中学、高校時代に大きな差となって、子どもの学力を左右するのです。
子どもを塾に通わせているという場合でも、塾に丸投げせずに両親が勉強に付き合ってあげてください。塾に通うのは、せいぜい週に1〜2回です。勉強が苦にならない習慣を作るには「毎日」勉強に向き合う訓練が必要です。
子どもが自分から進んで勉強に取り組み、根気強く学習を継続していく力は、小学校時代の家庭教育で育ちます。一生続くわけではありませんので、ぜひ実践してみてください。
船津徹 (ふなつ・とおる)
TLC for Kids代表 教育コンサルタント
1990年明治大学経営学部卒業。大学卒業後、金融会社勤務を経て幼児教育の権威、七田眞氏に師事。
しちだ式教材制作に従事。2001年ハワイ州ホノルルにてグローバル教育を行う学習塾TLC for Kidsを開設。
2015年にTLC for Kidsカリフォルニア州トーランス校開設。2017年上海校開設。
アジア諸国からの移民子弟を中心に4000名以上のバイリンガルの子どもの教育に携わる。
イエール大学、ペンシルバニア大学など米国のトップ大学への合格者を多数輩出。
著書に「すべての子どもは天才になれる、親(あなた)の行動で。」(ダイヤモンド社)、「世界で活躍する子の〈英語力〉の育て方」(大和書房)。
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