検事が取り締まり強化へ 犯罪増加の抑制戦略を発表<ブルックリン>

ブルックリン区のセス・デュチャーム連邦検事長代行は14日、ニューヨーク市内の銃犯罪急増を受け、銃器と麻薬の取り締まりを新たに優先課題とし、ニューヨーク州が定めるよりも厳格な罰則を適応していく方針だと発表した。同日付NBCニューヨークが伝えた。

同検事長代行は、重犯罪急増の原因をコロナ禍とBLM抗議運動、社会不安にあるとし、連邦検事10数人超で「地域社会の保護的仕組み」の再生を目指して、不法銃器所持者に対する刑罰を厳格化。さらに、同検事局の上級検事チームは、暴力犯罪取り締まりの強化を他問題より優先させることに同意した。

警察によると、今月11日までの市内の銃犯罪は昨年より大幅に増え、銃による死者は354人と昨年同時期よりも90人多い。

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