幻覚キノコの罰則緩和 州知事が署名、直ちに施行される <ニュージャージー>

 ニュージャージー州のフィル・マーフィー知事は4日、違法とされる幻覚作用を起こす「マジックマッシュルーム」所持に対する罰則を緩和して、懲役期間を短縮し、罰金を厳格化する法案に署名した。同日付NJドットコムが伝えた。

 同法案は直ちに施行され、約28グラムまでの所持では重罪の第3級犯罪の代わりに、軽犯罪である治安びん乱行為に相当へ。また、同キノコの所持で有罪になった場合、最長3~5年の懲役を受ける可能性があったが、最長6カ月の懲役と罰金最高額1000ドルに改定された。

 同法案は昨年12月、州の上下両院で大麻合法化・非犯罪化する法案と共に可決。しかし同知事は大麻関連法案については、未成年者の使用における罰則の問題を理由として署名を行っていない。

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