週末のプチお出かけ NJトランジットに乗って行くアズベリーパーク
ペンステーションからNJトランジットで2時間弱。旅行雑誌が「ジャージーショアで最もクールなビーチ」と絶賛するアズベリーパーク。その魅力の一端を紹介しよう。
シティーアイランドに行ったら外せないのがシーフード料理だ。海に浮かぶ白いヨットを眺めながら、新鮮なシーフードをたらふく食べよう。
シティーアイランド・ロブスターハウス
ロブスターの甘みを引き立てるバターソースをたっぷりと
ペルハム・ベイ・パークからシティーアイランド橋を渡るとすぐ左に見えるのが「シティーアイランド・ロブスターハウス」だ。席につくとガーリックブレッド、チーズとオリーブ、サラダなどがまずテーブルに並ぶのに心が踊る。甘みがあって風味豊かなメイン産のロブスターが店の看板メニューで、他にもスノークラブレッグやダンジネスクラブレッグ、熟成アンガスビーフのステーキが人気だ。店のシグネチャーカクテルである、ロングアイランド・アイスティーならぬシティーアイランド・アイスティーは、5種類のライトな酒がミックスされ、コーラとレモンの風味が爽やかなのどごしが楽しめる。アウトドアデッキでは、同店所有のマリーナを見渡せ、ヨットやボートを直接桟橋に付けておくこともできるので、ボート遊びの休憩にもおすすめのレストランだ(要予約)。
ザ・オリジナル・クラブ・シャンティ
2人では食べきれないフォー・ツー・メニューがお得
天井の高いこの建物は、1900年初頭は無声映画館、その後はシティーアイランド郵便局として長く利用されていたが、77年に現在の「ザ・オリジナル・クラブ・シャンティ」となった。創業当時から働くスタッフやウエートレスもいるということからも、アットホームな雰囲気が伝わってくる。シティーアイランドのレストランでよく見られる「フィエスト・フォー・ツー」というメニューのカテゴリーは同店が考案したものだ。ウォーターフロントではないが、量が多く、値段を安く工夫したメニューでウリで、コンボメニューは家族や友人たちと分け合って食べるのにピッタリだ。人気のイタリアン・フィエスト(106.99ドル)は、2ポンドのパスタの上に、ロブスター1匹丸ごと、ムール貝、アサリ、スノークラブレッグ、ハードシェルクラブがのせられている一品。
シー・ショア
ヨットを眺めるアウトドアデッキは潮の香りが心地いい
ウォーターフロントに位置した「シー・ショア」は1923年創業、もうすぐ100年を迎える。150人まで収容可能な広い店内は、アウトドアデッキの席もそろっている。天気の良い日には、美しい夕日をバックにフローズンドリンクを片手に記念撮影をすればきっといい思い出になるはず。マリーナを併設するレストランでは、無料で船を停めるドッグも完備している。また、ここのクラムチャウダーのおいしさには定評がある。すべてのメインディッシュには焼きたてのコーンブレッド、マッシュルームのマリネ、チーズやピクルスが食事の前に提供される。どのメニューもボリュームがあるので、数人でシェアする、または少し控えめにオーダーするのがいいだろう。CNNの人気番組「アンソニー・ボーディン:パーツ・アンノウン」では、同店の「蒸したキングクラブレッグが最高」と紹介されている。
ジョニーズ・リーフ
生のハマグリはもちろん、シーフードはどれも鮮度抜群
「ジョニーズ・リーフ」は、75年の歴史を持つカジュアルなカフェテリアスタイルのレストラン。季節限定でオープンしている同店は昨年の夏、パンデミックの影響で営業を中止していたが、今年3月にスロッグスネック橋やロングアイランドの北海岸を望めるオープンデッキを改装し、営業を再開した。メニューは、シーフードをカウンターのフライセクションかスチームセクションで注文し、新鮮な生のカキやクラムは、クラムセクションで注文できる。シーフードはフレンチフライとコールスローサラダ付きなのがうれしい。またニンニクたっぷりのガーリックブレッド(3ドル)も格別だ。バーセクションではソーダ、ビール、カクテルの他にデザートも用意されている。今年登場した新メニューのシュリンプロール(14ドル、フレンチフライ付き)もぜひ試してみよう。
シーフードを堪能した後は、楽しくてかわいいショップにも訪れてみよう。
239 Play
店内をのぞくだけでも楽しいビンテージのおもちゃ屋が「239 Play」だ。水色とピンクの外観はキッチュなおもちゃ箱を連想させる。店内にはピンバッジやヒーローがプリントされたグラス、バービー人形、ブリキのおもちゃ、古い車のナンバープレートなどがぎっしりと並んでいる。同店では、笑顔がすてきな店員のタイガ―さんがいろいろ教えてくれる。「名前のスペルは違うけどね、ガオー!」。
Lickety Split
アイスクリームショップの「リケッティ・スプリット」は、まるで童話から出てきたような小さな木造のコテージ。メニューはソフトクリーム、ジェラートなど20種類以上で、シングル(4ドル~)のアイスクリームは、これでシングル?と思うほどたっぷりとすくってくれる。屋外パティオには日除け付きのテーブルが用意されているので、散策に疲れたらアイスクリームで一息いれるのはいかが?
ブルックリン区グリーンポイント地区に住み始めて6年と少し。ニューヨークに移住したのは11年前なので、
6月最終週、ニューヨーク州各地では、州や連邦の上院・下院代表などの各候補を選出する予備選が行われた。
毎年6月はプライド月間。NYジャピオンでも、今月第1週号でニューヨークのプライドムーブメント特集が組
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先月からうだるような真夏日が到来しているニューヨーク。冷たいデザートでクールダウンしてみてはいかがでしょう?本号ではレストランで食べられるデザートからお持ち帰りで楽しめるもの、お家で作れるデザートまでを紹介する。
夏の和野菜
盛夏のニューヨーク。色鮮やかな野菜たちが街中に溢れ、目を奪われるが、私たち在留邦人はどうしても和野菜が恋しい。実は、よく探せば、こんなアウェーな土地でも本格的な日本の野菜が手に入る。グリーンマーケットや野菜宅配サービスの賢い利用法など、今回の特集ではとっておきの和野菜情報をお届けする。