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ステージ・ドア・ツアーを体験!
あまり知られていないが、朝から夕方まで1日約30回程、60分間のガイド付きツアーを開催しているラジオシティー・ミュージック・ホール。ツアーに参加した様子を紹介する。
※ツアーの訪問順序は、ホールの状況によって前後します。今回の記事では、体験した順に掲載しています。
①
予約した時間の15分前にホール入口へ。受付後、ホールロビーへと進む。参加者が揃ったところでガイド登場。いよいよツアー開始!
まずは、ホールの歴史や建物の説明から開始。宮殿のような高さ60フィートのグランドホワイエなど、アールデコ調の柱や天井の他、場内の壁画、照明まで細かく解説してくれた。床や階段にひいてあるカーペットのデザインにまで、こだわりが隠れているそうだ。
アールデコ調の柱など美しいデザインも見応えあり
当日案内してくれたガイドの女性
②
階段での移動中にはレディー・ガガやマライア・キャリーなど、有名人たちの写真や昔の公演、映画のポスターが飾られている。講堂では、当日夜の公演前にスタッフと共に有名歌手がリハーサルを行っていたため、中に入ることができなかったが、階段を通り上層階からその様子を鑑賞。照明や設置されているオルガンなどについて説明を受けた。
6千人近く入る講堂では、多くのアーティストがパフォーマンスを披露している
他界する前、最後の特別公演を行った大御所トニー・ベネットのポスターも飾ってあった
③
映写室でラジオシティーの歴史をまとめた映像を見て学んだ後は、ロケッツの控え室へ。
登場したのはロケッツの中でもトップ10に選ばれたダンサー。ツアーを訪れる来場者の質問に答えたり、記念撮影を一緒に撮るのも選ばれたダンサーの仕事。
18歳から13年間ロケッツに出演しているというダンサー。記念写真の際には、来場者とフレンドリーに会話をしていた
座り心地のいい椅子に座って、創設から現在までの歴史を学ぶ
④
同ホールの中でもロサフェル氏の私室として建てられた秘密部屋、ロキシー・スイート。アルフレッド・ヒッチコックやポール・マッカートニー、エルトン・ジョンなど、多くの有名人を迎えた豪華な部屋は、現在も使用されている。
豪華な装飾品が置かれたロキシー・スイート
公演したアーティストらのサインも。オリビア・ロドリゴやハリー・スタイルズのサインがあった
⑤
大小二つある、リハーサルホール。オーディションや公演前のリハーサルに使われる。ヒュー・ジャックマンなど、トニー賞の司会を務めた有名人はもちろん、現在はロケッツらがリハーサルで使用している。
写真は、正面の大きな鏡を見ながら練習できる大リハーサルホール
公演準備のため、リハーサル中のロケッツたち
Radio City Music Hall Stage Door Tour
【チケット】一般42ドル/子供、62歳以上のシニア38ドル
<おすすめ>
Madison Square Garden All Access Tour
同グループが経営するマディソン・スクエア・ガーデンでも同様のツアーがある。スポーツ好きな人は、こちらのツアーを体験すると面白いかもしれない。
【チケット】一般46ドル/子供、62歳以上のシニア41ドル
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