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秋の深まりとともに冷え込む日も多くなってきた。マンハッタンから足を延ばせば自然に囲まれたニューヨーク州や近郊の州では美しい紅葉を見ることができる。今が見頃の紅葉スポットをチェックしよう。(取材・文/菅礼子)
ニューヨーク市内でも紅葉は楽しめるが、郊外に出ればいろいろなアクティビティーと共に紅葉を見ることができる。日頃からベストなスポットを熟知している旅行会社アムネットの今岡信介さんに話を伺った。
―ニューヨークの紅葉の見頃はいつ頃からですか?
通常は10月上旬から中旬、マンハッタンですと下旬でも紅葉を楽しめる年もあります。今がまさにシーズンですね。
―マンハッタンで紅葉を楽しむならここというおすすめのスポットは?
昨年から通年でオープンになったばかりのガバナーズアイランドですね。近場ですが、ガバナーズアイランドに紅葉を見に行ったことがある人は少ないかもしれません。フェリーで気軽に行けて、レストランやスパ、滞在アクティビティーも少しずつ増えているおすすめの場所です。
またマンハッタン、ニューヨークの公園の代名詞ともいえる、セントラルパークの紅葉を公園内にある湖のボートの上から鑑賞するのも、ニューヨーク在住で紅葉を楽しむ醍醐味(だいごみ)の一つですね
―マンハッタン以外で近郊の州も含め、紅葉を見ることができるおすすめの場所はありますか?
コネティカット州ニューヘブンにあるイエール大学でしょうか。グランドセントラル駅からニューヘブンラインに乗って3時間弱、車を使わずに行けるプチ紅葉旅行先におすすめです。
アップステートでいえば、フィンガーレイクスにあるワトキンズグレン州立公園もいいです。滝やトレイルの雰囲気も良く、トレイルをしながら紅葉を見ることができます。周辺にワイナリーもあるので、ワイナリーに立ち寄りながら楽しめると思います。アウトドア派の方でしたらキャッツキルマウンテンでのハイキングも。いろいろな山があるので、トレイルも豊富です。家族や子供たちと行くのなら、キャッツキルマウンテン、キングストンエリアの観光列車「キャッツキル・マウンテン・レイルロード」も楽しいですよ。10月は「パンプキンエクスプレス」も走行しており、車両に並べられたカボチャを乗客が持ち帰ることもできるので、子供も大人も楽しむことができます。
ニューヨークから少々遠くなりますが、バーモント州ストーにある「トラップ・ファミリー・ロッジ」もきれいな紅葉が見られると思います。トラップファミリーは「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルにもなった一家で日本の方にもなじみがあるでしょう。そのトラップファミリー一家が営業するロッジで周りには広大な自然に囲まれているので、もちろん紅葉も美しい。10月16日には敷地内の山を走るマラソン大会も開催され、紅葉の中を走ることができます。
―紅葉を見ながら秋を感じられるおすすめのアクティビティーはありますか?
アップステートへドライブで向かう場合、この季節は道中でパンプキンハントやアップルピッキングもできるので、ぜひトライしてください。マンハッタンから約1・5時間のところにあるウッドベリーコモンズのアウトレットは買い物も楽しみながら道中紅葉を見ることもできます。また、ポキプシーとハイランドをつなぐ橋のウォークウェー・オーバー・ハドソンは世界最長の歩道高架橋ともいわれており、歩きながら美しい紅葉が視界に広がります。
今岡信介さん
インバウンド課
旅の頼りになる! アムネット
アメリカ国内外の旅行をお客のニーズに対応し、専任スタッフが対応。数多くのツアーを企画している。秋冬シーズンは常夏のカンクンツアーが一押し。食欲の秋ということもあり、オールインクルーシブの滞在先を取りそろえている。
Instagram: @amnetny (https://www.instagram.com/amnetny/)
URL: amnet-usa.com
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