ニューヨーカーが使う自然な英語

〈第28回〉「面倒くさい」は英語でなんて言う?

~New Yorker’s English Expressions~
ニューヨーカーが使う自然な英語

「掃除をするのが面倒くさい…」「会社に行くのが面倒くさい…」など日常生活の中でも実はけっこうよく使う「面倒くさい」の一言。億劫で気が乗らない、というニュアンスがしっかり伝わる英語表現を学びましょう。


1 〜 is such a pain / hassle!「 〜することは本当に面倒くさい」

〜には、動名詞(〜ing)や名詞を入れる。

– Cleaning is such a pain ! (掃除はなんて面倒なんだ!)

– This task is such a hassle ! (この仕事はとても面倒だ!)


2 I can’t be bothered to ~「 わざわざ~したくない」

「面倒だ」という意味の“bother”を使った表現。

– It’s raining, I can’t be bothered to go out. (雨が降っているので、わざわざ出かけたくない。


3 I’m too lazy to 〜「 〜するのが面倒くさい」

直訳すると「億劫すぎて〜できない、〜するには億劫すぎる」という意味で、「面倒くさい」という気持ちを表せる。

– I’m too lazy to do laundry.( 洗濯するのが面倒くさい。)

– My husband is too lazy to cook. (夫は料理をするのが面倒くさい。)


その他の使える単語&フレーズ

・A difficult person(面倒くさい人)

– He’s a difficult person who always complains. (彼はいつも文句ばかりの面倒な人だ。)

・What a pain! / What a hassle! / How annoying! (もう面倒くさいなぁ!)


【監修】ジェニファー・ストロング講師(Strong English Services) www.strongenglishservices.com
23年間の経験と資格を持つNY州のESL教師。自宅、オフィス、ビデオチャットから簡単に英語を学習可能!

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1255

夏の和野菜

盛夏のニューヨーク。色鮮やかな野菜たちが街中に溢れ、目を奪われるが、私たち在留邦人はどうしても和野菜が恋しい。実は、よく探せば、こんなアウェーな土地でも本格的な日本の野菜が手に入る。グリーンマーケットや野菜宅配サービスの賢い利用法など、今回の特集ではとっておきの和野菜情報をお届けする。