コロナ禍の誕生日会「密」で罰金1万2000ドル<ロングアイランド>

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は14日、サフォーク郡で9月に16歳の誕生日会を開催し、少なくとも37件の新たなコロナ感染者を出した会場に、州の罰則を科したと発表した。罰金額は1万2000ドルとされる。同日付NBCニューヨークが伝えた。

9月25日、サフォーク郡ミラー・プレース・インで開催された誕生日会では、学生49人と保護者32人の計81人が参加。コロナ感染が認められた37人のうち29人は、直接誕生会に参加していた。7人の感染が参加者の家族接触者と判明、また1人は参加者の親しい接触者と判明した。

サフォーク郡のスティーブ・ベローネ行政官によると、現在までに保健当局は334人の接触者を特定している。接触者のうち270人は隔離され、11人は自主的に隔離している。

ミラー・プレース・インの支配人のクリストファー・レジーナ氏は、「州のガイドラインの明確化が不足していた」と述べ、「公衆衛生法に違反したことに気付かなかった」と話している。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1255

夏の和野菜

盛夏のニューヨーク。色鮮やかな野菜たちが街中に溢れ、目を奪われるが、私たち在留邦人はどうしても和野菜が恋しい。実は、よく探せば、こんなアウェーな土地でも本格的な日本の野菜が手に入る。グリーンマーケットや野菜宅配サービスの賢い利用法など、今回の特集ではとっておきの和野菜情報をお届けする。