センチュリー21 コロナで閉鎖後に復活 <マンハッタン>

ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は先月24日、記者会見で大手デパートチェーン「センチュリー21」の復活を明らかにした。同日付amニューヨークが伝えた。

同店は1961年にブルックリン区ベイリッジ出身のソニー・ジンディ氏と、いとこのアル・ジンディ氏が創業。現在はジンディ家の息子のレイモンド氏とアイザック氏らによる家族経営で、全米に13店舗を展開し、マンハッタンに本社を置くまでに成長した。

しかし昨年9月、新型コロナによる影響で破産を申請。ニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルべニア、フロリダの11店舗の清算を計画していた。

同市長の会見には、同店のマーク・ベニテス代表も出席。顧客のために新たなマイルストーンを達成すると約束した。再オープンについての詳細は不明。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1255

夏の和野菜

盛夏のニューヨーク。色鮮やかな野菜たちが街中に溢れ、目を奪われるが、私たち在留邦人はどうしても和野菜が恋しい。実は、よく探せば、こんなアウェーな土地でも本格的な日本の野菜が手に入る。グリーンマーケットや野菜宅配サービスの賢い利用法など、今回の特集ではとっておきの和野菜情報をお届けする。